「美容業界は厳しい」とよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか?この記事では、美容業界の給与や休日、人間関係など、働く前に知っておきたい業界事情について詳しくご紹介します。
美容業界がブラックと言われるのは、昔の3Kのイメージ(「きつい」「帰れない」「給料が安い」)が残っているためです。現在は、労働基準法などの厳しい規制によって 労働環境が改善されたことから、以前のようなイメージは払拭されています。
厚生労働省が発表している資料によると、令和4年度の美容師の平均月収は26万7,500円(※1)となっています。全体の平均31万1,800円(※2)と比べると低めではありますが、美容室の中には売上に対してインセンティブを設けているところもありますので、努力次第で高収入を狙うこともできるでしょう。
休日については労働基準法で厳しく定められており、1日8時間・週40時間労働で年間105日以上の休日が確保されてなければいけません。アシスタントであっても、休むことが可能です。美容室やサロンによっては、休日に自主練や講習会の参加があります。
美容師の人間関係については、特にアシスタント時代に先輩との上下関係の厳しさや同期との成長差が悩みの原因となりやすいです。ただし、先輩の指導や同期との差を前向きに捉えられれば、自己成長につなげることもできるでしょう。
厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、令和4年時点の美容室の数は26万9,889軒となっています。美容室数の推移をみても年々増加傾向にあることから、美容師が働ける職場は多く、需要が安定していると言えるでしょう。
美容師の転職は、別のサロンへ移る以外にも、様々な選択肢があります。例えば、美容師資格が活かせるアイリストで新たなキャリアを積むことも可能です。
また、美容の知識や接客技術を活かして、ネイリストやエステティシャン、営業職といった道もあります。
美容師専門学校がお子様に適しているかどうか判断するには、学校資料だけでは限界があるでしょう。オープンキャンパスであれば、講師との相性や生徒の雰囲気、進路や就職サポートなど、より詳しい情報を収集できる可能性があります。
また、学校ごとに、就職時に利用できるサポート体制や就職後の相談や支援が受けられる学校もありますから、ぜひオープンキャンパスでサポート体制について質問し、学校選びの基準にすると良いでしょう。
当メディアでは、大阪・兵庫それぞれおすすめの美容専門学校を紹介しています。ぜひお子様のタイプや学校での傾向から合った学校を選び、しっかりと夢を叶えられるようにサポートしてください。