美容師として働くには美容師免許が必要で、国家試験(実技・筆記)に合格しなければなりません。日程や課題、合格基準を早めに押さえると準備が進みます。
本記事では、美容師国家試験の日程と出題内容、合格のポイントを解説します。
筆記試験は2026年3月1日(日)に実施されます。試験地は16都道府県(北海道・岩手・宮城・群馬・千葉・東京・神奈川・石川・愛知・大阪・岡山・広島・愛媛・福岡・鹿児島・沖縄)です。
実技試験は2026年2月1日(日)から実施され、会場ごとに日程が異なります。試験地は原則46都道府県(滋賀県を除く)となっています。
合否は2026年3月31日(火)午前9時に掲示・Web掲載され、同日に結果が郵送されます。
実技はウィッグを用い、第一課題がカッティング、第二課題が「ワインディング」または「オールウェーブセッティング」です。第53回は第二課題がワインディングとされています。さらに、手指消毒や用具の扱いなど衛生面の審査も行われます。
筆記は55問で、主な課目は以下のとおりです。
実技は減点方式で、衛生上の取扱いは減点20点以下が基準です。基礎的技術は第一課題と第二課題の両方を満たす必要があり、各課題とも減点30点以下が合格基準です。
筆記は正答率60%以上に加え、各課目で無得点がないことが条件です。マーク漏れが増えると不利なので、見直し時間も確保しましょう。
| 年度 | 春期 合格率 | 秋期 合格率 |
|---|---|---|
| 令和6年度 | 88.1% | 55.0% |
| 令和5年度 | 86.5% | 59.7% |
| 令和4年度 | 88.5% | 60.5% |
| 令和3年度 | 92.3% | 60.1% |
| 令和2年度 | 85.6% | 61.7% |
春期は新卒受験が多く、学校の対策が整いやすい分、合格率が高めになりやすい傾向です。秋期は既卒・再受験が増えるため、低めに出やすくなります。
実技は手順ミスや時間超過、衛生面の減点が重なると不合格につながります。筆記は科目の偏りや、復習不足が原因になりがちです。
原則として、美容師養成施設の課程を修了した人が受験できます(昼間・夜間は2年以上、通信は3年以上)。入学時期によっては、修了後に実地習練が必要な場合があります。
受験手数料は両方受験で25,000円、どちらか一方のみは12,500円です。願書は配布期間内に入手し、必要書類を同封して簡易書留で郵送します(期限の消印有効)。
美容師国家試験は実技・筆記の両方で基準を満たす必要があるため、カッティングやワインディング等の課題も含めて日程から逆算し、計画的に準備することが重要です。筆記は理容師美容師試験研修センターが公開する過去問を繰り返し解き、解説で根拠を確認しながら全科目をまんべんなく押さえていきましょう。実技は制限時間内の通し練習を十分に重ね、衛生動作まで体に覚えさせたうえで、国試対策の指導が手厚い美容師専門学校を選ぶことが重要です。
当メディアでは、大阪・兵庫・京都の美容専門学校の情報をまとめています。その中で、多くの美容専門学校がある大阪と兵庫で通うなら、おすすめの学校3選を紹介。下記のページに掲載していますので、ぜひ参考にしてください。